女性に多い足のむくみ、湿度の高い時期は特に気になりますよね。
今回は、足のむくみが起こる原因について、中国の医学の考え方を解説していきます。
どうして足がむくんでしまうの?
一般的に足のむくみは、立ち仕事やデスクワークなど環境によるものや、睡眠不足や飲食の不摂生と言われています。
むくみは体内で過剰になった水分。
水は下にいく性質があります。
体内での余分な水分は徐々に下にたまっていくため、足がむくんでしまうのです。
体内の水分代謝は、主に脾臓と肺と腎臓で行っています。
臓器のバランスが崩れると、水分代謝がうまく行えず、むくみにつながっていきます。
あなたが足のむくみで悩んでいるならば、臓器のバランスが崩れている証拠です。
これから大きく3つのタイプにわけてお伝えしますので、どれに該当するかチェックしてみましょう。
1.食後のねむけ・お腹を壊しやすいタイプ
日本は海に囲まれているので、年中湿度が高い状態です。
外気の湿度が高い状態が続くと、体内に湿が溜まりやすくなります。
真夏の冷たい飲み物や食べ物の影響で消化器官が弱ってくると、お腹の冷えや、下痢しやすい状態になります。
また、身体が疲れやすくなり、食欲も低下してきます。
食後に眠くなるというのも、ご自身の消化力を超えて食べてしまっていることが考えられます。
お腹で消化できなかったものがたまると、それが体内で余りむくみにつながります。
むくみを放置すると、脂肪へ変わり太っていきます。
2.足腰の冷え・だるさもあるタイプ
女性に多い冷え性タイプです。
足腰の重だるさ、足に靴下の跡がつくタイプで、とくに下半身むくみ体質です。
このタイプの方は、腎臓を元気にしてあげたいですね。
疲労がたまると腎臓が弱りやすくなります。
また、休むべき時間にしっかり寝ていないとか、体を冷やすような生活スタイルであることも考えられます。
35歳を過ぎると身体は徐々に衰え始めるのですが、食べ物で補給しないと弱くなる代表が腎臓です。
お腹の消化吸収が弱い方ですと、栄養が腎臓に届けられなくなってしまいますので、やはり身体全体のバランスを整えなくてはいけません。
3.イライラ・忙しいタイプ
めぐりの悪いタイプです。
がんばり屋さんや、予定を詰め込まないと気がすまないような方が多いです。
ストレスや、イライラ、気分が落ち込みやすい方、お腹や胸の脇が張ったような痛みが出る方もいます。
このタイプの方は気のめぐりが悪いので、それに伴い血液や体液のめぐりも悪くなってしまうんですね。
気のめぐりに関係しているのは肝臓です。
肝臓と胆のうは深い関係があるのですが、気めぐりが上手くいっていないと胆のうに影響します。
胆のうから分泌される胆汁は消化へ影響するので、正常でないと1のタイプにつながっていきます。
また、気のめぐりに関係のある肺とのバランスも悪くなるため、むくみにつながってしまいます。
終わりに
今回は足のむくみの原因についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?
足のむくみの原因は臓器のバランスが整っていないと起きてしまうことがおわかりいただけたのではないかと思います。
原因がわかったら、次は足のむくみの解消する食べ物についてお伝えしていきますね!
ぜひ、続きを読んでみてください。
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