免疫力を高めるレシピシリーズ、今回は6回目です。
ご紹介するのは、【エビと鶏ひき肉とニラの水餃子】です!
まずは食材の効能と調理のコツを解説している動画をどうぞ!
レシピ
材料
餃子の皮 20枚
エビ 100g
鶏ひき肉 150g
ネギ 1/4本
ニラ 1わ
生姜 10g
黒米 30g
大葉 10枚
酒 大さじ1
醤油 小さじ2
塩 小さじ1/2
胡椒 少々
片栗粉 大さじ1
ごま油 大さじ1
作り方
1)ネギ生姜はみじん切りにする。ニラは5mmに切る。黒米は10分茹でておく。大葉は千切りに。
2)鶏ひき肉に塩を入れて粘りが出るまで練る
3)エビと黒米、その他の調味料を入れて練る
4)ニラとネギ、大葉を入れて混ぜる
5)餃子の皮で包む
6)熱湯で7分茹でたら完成
今回使用している具材は体を内側から温めるものばかり♪
35歳以上の方で、体を温める力が弱い方、冷え性で悩んでいる方などに特におすすめです!
この水餃子は、味わいサッパリ♪しょうがやごま油がアクセントになっていて、最後まで美味しく食べられます。
作る時、エビを少し大きめにカットすると、食感も楽しめるのでおすすめですよ。
ヘルシーなので、現在ダイエットをしているという方にもピッタリです。
エビ、鶏肉、ニラの効能
エビ
エビは肝臓、腎臓、胃に良い食材とされています。
腰から下の冷え、食欲不振の方に。
体力を回復させる作用もあります。
疲れが溜まっている方は、腎臓が疲れやすくなりますので、エビで補うといいですよ。
ただし、海のものは毒性もあるので、食べすぎに注意してください。
アレルギーの方も、無理に食べないでくださいね。
鶏肉
鶏にも種類がありますが、ニワトリのお肉のことをいいます。念の為。
鶏肉は脾臓と胃に良い食材とされています。
お腹を温め、気力を補います。精力を高めたい時に。
体力の低下を感じるときや、食欲不振、冷えによるゲップ、しゃっくり、嘔吐のときに摂りたい食材です。
体力をつけたい時は、骨のついているものを使うといいですよ。
なつめと一緒に煮るのもおすすめです。
ニラ
スタミナをつけてくれる野菜として、有名なニラ。
腰回りをあたため、解毒や血流をアップする食材で、肝臓、胃、腎臓に良いとされています。
冷え、吐血、鼻血、血尿に。
また、血栓予防や狭心症予防におすすめです。
パワーの強い食材ですので、暑がりな体質の方にはあまり向いていません。
引用元:現代の食卓に活かす「食物性味表」
注)薬膳の考え方をお伝えしていることであり、医療行為・治療行為ではございません。その旨、ご了承ください。
免疫力を高めるために
免疫力を高めるために大事な3つの臓器。
それは、脾臓、肺、腎臓です。
中国の医学では、「気」の働きに免疫というものがあると考えられております。
外からの邪気から身体を守る役割として、体の表面には「気」が張り巡らされています。
この「気」を生み出すためには脾臓が元気であることが大事。
脾臓から生み出された栄養は肺に運ばれ、そこから全身へ届けられます。
また、全身の「気」を管理しているのが肺なので、体表に「気」を届ける仕事をしています。
また、腎臓にはもともと親から受け継いだ生命力の源が備わっているのですが、これは年齢とともに減っていきます。
脾臓で生み出された栄養は腎臓へ運ばれ、減っていく精力を補う役割もあるのです。
これらの臓器が協力しあって免疫というものを作っている、というふうにお考えいただけるとわかりやすいのではないでしょうか。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
いつもと違った具を楽しめるだけではなく、薬膳効果でカラダも温まるのでとてもオススメのレシピです。
こちらの水餃子をはじめ、普段使用している食材を少し変えるだけで、薬膳を簡単に食生活に取り入れることができます。
他にも免疫力を高めるレシピを別の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひあなたが気になるレシピをチェックしてみてくださいね!
シノダ美食薬膳カレッジでは、体調に合わせたレシピの作り方、身体の仕組み、エッセンシャルオイルをお料理や生活に活用する方法などをお伝えしております。
ぜひ、一度学びにいらしてくださいね。
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