前回は、女性に多い低血圧、3つの原因について解説しました。
今回は、低血圧を改善する食べ物と注意点について解説していきます。
精のつく食事をすることもとても大事なことではありますが、それと並行して、身体にあった食べ物を積極的に食べ、合わないものは控えることも大事です。
まだ、原因についての記事を読んでいない場合は、女性に多い低血圧、3つの原因とは?をお読みください。
注)薬膳の考え方をお伝えしていることであり、医療行為・治療行為ではございません。その旨、ご了承ください。
目次
1.気血が足りないタイプ
パワー不足気味ですので、身体を温めて元気をつけていきましょう!また、血液もしっかり補いましょう。
おすすめの食べ物
- ニラ
- レバー
- にんにく
- 生姜
- ネギ
- 人参
- プルーン
- 鶏肉
- イモ
- きのこ
目は血液をよく使いますので、PCやスマホの見すぎには注意してくださいね。
また、月経の後半くらいからはレバーやプルーン、ナツメなどでしっかりと血液を補っていきましょう。
2.脾臓と腎臓が弱っているタイプ
冷えがひどく、下痢しやすい、むくみやすい、足腰やお腹が冷たい方は脾臓と腎臓を元気にして水分の代謝を促していきましょう。
おすすめの食べ物
- ニラ
- 人参
- かぼちゃ
- いも
- キャベツ
- きのこ
- 鶏肉
- えび
- ブロッコリー
座りっぱなしの生活では、改善しにくいのでストレッチなどしてみてくださいね。
3.気・潤い・栄養不足タイプ
身体の潤いを足しながら、気力を補う食事を心がけてください。
おすすめの食べ物
- いも
- きのこ
- なつめ
- 長芋
- ごま
- 松の実
このタイプの方は、食材が偏らないように注意が必要です。
また、夜は早めに休むようにすると体調が整いやすくなります。
上記のどこから始めたらいいかわからないという方や、どんなふうに組み合わせて料理したらいいのかわからない方は、ぜひ薬膳の基礎講座や季節の薬膳料理レッスンへご参加くださいね。
エッセンシャルオイルの活用
香りは0.2秒で脳に到達すると言われています。
エッセンシャルオイルには、中国の医学をもとにした薬膳と同じように古い歴史があり、植物から抽出したオイルには様々な作用があります。
元は同じ植物ですので、スパイスやハーブなど作用する内容は同じです。
食材よりも保存性が高いので、ぜひエッセンシャルオイルもとりいれてみてください。
(※お安いオイルは合成香料ですので、お気をつけください。摂取もできる安全性の高いオイルを推奨します)
低血圧の方は、朝起きた時にレモンとローズマリーの香りを嗅いで頂くといいですよ。
レモンは血行促進や消化促進など、ローズマリーは気持ちと意識をしっかりさせ、体液循環を促進してくれます。
この2種を朝嗅ぐと脳の海馬へ作用してくれるので、認知症予防にもいいそうです。
ハンドバスもおすすめです。
洗面器などにお湯を張って、クローブ、ローズマリー、タイム、オレンジを1~2滴いれて。
終わりに
タイプ別に低血圧の原因と対処法をお伝えしました。
タイプ別おすすめ食べ物まとめ
気血が足りないタイプ | ニラ、レバー、にんにく、生姜、ネギ、人参、プルーン、鶏肉、イモ、きのこなど |
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脾臓と腎臓が弱っているタイプ | ニラ、人参、かぼちゃ、いも、キャベツ、きのこ、鶏肉、えび、ブロッコリーなど |
気・潤い・栄養不足タイプ | いも、きのこ、なつめ、長芋、ごま、松の実など |
食材や薬膳茶はできるだけ無農薬のものを探してくださいね!
ところどころ、どれも当てはまってしまうというということもありますよね。
私自身もそうでした。
薬膳の基礎から応用まで学び、ようやく自分の今の体質が分析できるようになりました。
今回お伝えしたことは、低血圧という部分的なお話ですが、根本の部分をしっかり整えて体質改善をされると、他に気になっているような体調面も元気になってくるでしょう!
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